変化していく姿を感じた瞬間にザワザワと生きることを考える
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
怒濤の海を
飛びゆく鳥のように
混沌の世を生きねばならぬ
鳥は本能的に
暗黒を突破すれば
光明の島に着くことを知っている
そのように人も
一寸先は闇でなく
光であることを知らねばならぬ
新しい年を迎えた日の朝
わたしに与えられた命題
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
(坂村真民)
コーチングを受けたクライアントで、育児後の
社会復帰が怖いことが課題だった。様々な事情で、
自宅にいることが最善だという思いと、これから
先を考えると今のうちに社会復帰をしておきたい
気持ちと葛藤されていた。〇〇が出来たら、自信が
つくかもしれないという声を継続コーチングで引き
だしながら、実行にうつせたり、うつせなかったり。
最初に会ったころよりも、やりたいことが増えて
喜んでいる姿や自信がついてきているのが伝わって
自分のことのように喜んだ。社会復帰という言葉が
適正かどうかは分からないけれど彼女のなかでは
その言葉がしっくりいっているようだった。子供の
学校関係者との関わりと、母、妻という役割だけの
世界に住んでいたからだと言う。
生きていきながら色々な役割を経験するかもしれない。
そのなかでも、私は「個人」を大切に生きていきたい。
妻でもお母さんでもない「私自身」の生き方も1日
24時間のなかで数分でも感じれる時間を作ること。
作っても良いことを知って欲しい。どんな生き方でも
その人にとっては一生懸命生きていることにもっと
もっと視点を広げていきたい、自由でいたい。
何もしなければネガティブ思考に走る脳みそをもって
いる私たち。暗くなっても良い。闇だと思えていい。
そう思うことはあるから。でも、光があることも忘れ
てはいけない。本当に今この瞬間生きていて楽しいこと
なんて1個も一瞬もなかっただろうか。見えなくなって
いるだけなのか、忘れているのか。目を凝らしてみよう。
生きることに関しては「生きねばならぬ」に激しく同意