一緒に共有する時間に価値を感じてお金を払う
「もうここには来ない。支払う金額が高くても
いつも行っているあそこがやっぱり良いわ」と
店から出て母が言った。母には昔から利用している
すし屋がある。私はてっきり、そこは知り合いだから
利用しているものだと思っていた。まぁ何%かは
関係していると思うけれど・・・(笑)どうやら
そこは私の勝手な勘違いだったようだ。
【僕は飲みに行く店は知り合いのとこだけ・・】
男性の思考というか、そんなセミナーを受けたものだから
この言葉や行動への理解度も昔よりはましになった。
そんな彼に連れて行ってもらったお店だったけど
残念ながらその良さは全然わからなかった。そして
彼自身を同じとこにしか行かないつまらん男だとも思ったw
開拓していこうという向上心はないのか?それと
仕事ぶりが重なって面白かった。同じ店を利用する
基本、お金を使うなら知り合いのお店で使ったほうが
助け合えるという沖縄の”ゆいまーる精神”も根深い。
まぁ色々な試練があった沖縄だからこそ、そんな
精神がうまれたりしたのだから理解できないわけじゃない。
でも、あんだかなぁ~と思う部分も多いのだよ。
美味しいものやクオリティが高いものを提供するだけでは
ダメでそこにスパイスを入れる人間キャラが今は必要。
でも人間キャラだけよくて、料理やサービスの質が
低かったらそれはそれでOUTに決まっている。
マインドの話だって、似たような話はよく聞く。
でも誰から聞くのか、その話の構成などで全く別物の
価値を生み出すのだから気になる人の講座は受けたく
なってしまう性分だ。
【あなたは何にお金を使うのか?優先するのか?】
母のよく行くすし屋の大将はとにかく口が達者だ。
店のドアを開けたら間髪いれずに、
「おぅありさ、前よりだいぶやせたな(完全に前よりデブな私)」
そんなことを笑顔で言いやがる。でも許せちゃう(笑)
他にも客がいるから長い話ができるわけじゃないけど
どの客とも楽しそうに親しそうに話す大将を見てる
だけで笑えるし人間として魅力的だ。
そんなことを母と話して、私達は寿司だけじゃなくて
あの人の面白さにお金を払っていること。それは
けして高くないと別の店に行って感じれた夜だった。
限りのある人生だからこそ、誰と過ごすのか?
どんな時間を過ごすのか。そこって結構大事よね。
私は魅力的な人と時間をともにしていきたい。
Time is Money は揺るがない事実。