一人で生きてたらまた違っていただろうと思う感覚
コロナでざわざわしている間に去年子宮摘出手術をしました。
子宮が普通の人の2倍ほどでさらに持病の影響で常にお腹がはっていた。
そしてデカいから出血も酷くて貧血がやばくて寝込むと痛みがごりごり。
随分前から子宮取れ取れと言われたけれど・・あきらめきれなかった。
だって、旦那の子供欲しかったもんさ。でも身体が悲鳴をあげていた。
夫婦で話あって決めたけど、やっぱり喪失感はすごいよ。
いつも元気にしているけど、たまにどーーーんと闇がやってくる。
でも前よりは元気に過ごせている日々がその闇を減らしていってくれている。
諦めきれなかったことから、もう可能性0になったことでスッキリした。
それもまた人生でいえばたった1つの出来事なんだよね。
正月休みラスト日に夜遅い時間に神社に行くことになった。
楽ちんなニットワンピを着ていったら、旦那が私の腹をさする。
実は結構この行為ドキッとするんだよなぁ~。旦那はおかまいなし。
「デブだな、お前ほんとデブだなって(笑)」とさすることがあります。
えっと旦那は極悪ですwでも基本は良い人です。混乱させてごめんなさい。
アリボー:「お腹さすってたら何カ月ですか?と聞かれるよ~」
旦那:「言ってやれよ。ただのデブですって!」
そんな会話ができてホッとする。まぁ悪口だけどね。
以前なら「子供は?」とか聞かれるのがストレスだったっす。
でも今は「子宮がないんですよ」と言えばそれ以上何も言われない(笑)
酷いかな?でも事実だから伝えたい。私たち夫婦の去年の選択1つ。
術後の回復が本当に順調で私が手術したことを忘れすぎじゃね?と
思うこともあるけど。まだ半年ぐらいなんだよぉーと叫びたい。
あんまり相談しないことでたまに旦那ともめる。反省しています。
ダラダラ年始を過ごしながら正月スペシャルの『逃げ恥』初めて見て
マンガで速攻全巻読んだ。いいね。不器用で子供ちっくで心での葛藤とか
ハグとか話し合いとか最高じゃん。やっていけそうな気がする。
あのドラマが流行っていた理由が今は分かる。夫婦の形、あり方。
それぞれで良いと思う。ヘンテコ夫婦がここにもいるわけだし。
一人だったらきっと手術も違ったものだったと思う。
今の生活もどうなっていただろうとたまに思ったりする。
夫婦って分からない。10年目でも分からない。
分かっていくのか分からない。そんな感じだよ。