出来ることには限りがあるけど”何か”はある-WhyとHowでの自問自答-
※この記事はティーダブログ2016/03/11のリライト
精神科医と話をする時はつい腕組みしちゃう。
自分の心を見透かされそうだからなのか?w
家族に精神疾患がいると色々なトラブルが起
こる。でも大概、中心となる家族がやってく
れる。奥さんや旦那さんや両親だったり。一
緒に住んでいた頃は何もかも理解できず苛立
つ毎日だった・・・。
<例えば>
- 制服を準備しているのに隠される
- 夜中につねられたり、布団をはがされる
- ずっと隣で喋られる
- お金を盗まれる
- 自殺未遂を繰り返す
- 暴れる
問題が起こらない日があまりないから、仕事
している時間が楽しかった。イライラする私
には「病気だから仕方ない」という家族の言
葉は耳にたこでウンザリしてた。喧嘩して傷
ついて言ってもいないことや事実ではないこ
とを言いふらされたりすることに、めげてば
かりの日々を送っていた。
【考えかた、捉え方が変わっていった】
「縁を切るしか解決方法はない」と頭の片隅
でいつも考えていた。それが一番手っ取り早
くて楽な方法だったから。でもそれは10代
で家出したことと何も変わらない。だから
「どうやったら振り回されない自分でいられ
るのか?」という質問を繰り返していた。
他の家族ができることと、私ができることが
一緒じゃなくても良い。それでも、私なりに
その人のために出来ることはなんだろう?と
いう風に。自分の生活をしながら、出来るこ
とは限られている。自分の生活を崩してまで
出来ることは自分を苦しめるだけ。まずは自
分の土台をしっかり作らなきゃと心底思った。
そんなことを繰り返しながら、いつのまにか
めげない生活を手に入れた。
以前は問題が起きたら、いつも「Why?」と
いう言葉で自問自答していた。
- 何で私だけこんなに貧乏なの?
- 何でこんな辛い目にあわないといけないの?
- 何で私の気持ちをわかってくれないの?
「Why?」で質問すると理由を探すだけになる。
でも「How?(What)」で質問すると方法を考える。
例えば発注ミスをした部下に注意する際に、
①『何故発注ミスをしたんだ?』
②『どうしたら発注ミスは防げたのか?』
上司としては、再発防止の対策を聞き出したい
のに「何故なら~」と理由を部下が言ったら
「言い訳するんじゃない!」と怒り心頭(`Δ´)!
まさか自分の質問がその回答を誘導したとは
露知らず・・・。質問するって簡単なようで
難しいのです。
私は、知らないうちに自分になげかける質問を
「Why→How」にしたことで自己解決力がUpし
た。まさかそれが、セルフコーチングの行為だ
とは知らないままに。コーチングを学んで、そ
のことを知った時に自分への質問の仕方の大事
さを痛感した。自分に質問していきましょう。
良い質問を!
大切なのは質問するのをやめないことだ。
(アルベルト・アインシュタイン)