1人だけじゃなくて複数キャラがいた仮面舞踏会でめげてばかりだった日々
「もう1人の自分は出来ると言うがやっぱり
自信がなくて・・・」と独り言のような彼女
の言葉を聞いて驚いた。私にはそんな感覚は
なかったから。財布を拾った時のように「警
察に届ける」という正義の声と「ネコババし
ちゃえよ」という悪の声というイメージは簡
単だったけど、心のなかにもう1人の自分が
いるじゃん!って言われたときには否定した。
「そんなの変だよ」と。
【清い心の人しか乗れない筋斗雲(きんとうん)】
乗れないわけがないと思っていた。それなの
にだんだんと年齢を重ねていくと「汚れた」
という感覚に陥っていった。
- 思ってもいないことを言った
- 相手に嫌われたくないから同意した
- 嘘をつく回数がふえた
- 親に言えない行動がふえた
- 身体に悪いことをおぼえた
もう筋斗雲に乗れないことをしていったのは
自分だったけど、周りや環境が悪いと振り返
ることはなかった。選択していったのは自分
だったのに気づけずにいた。筋斗雲に乗りた
いのにもう乗れない私になってその汚れは消
えないものだと思い込んでいた。
【幼い頃にはいなかった、様々なキャラクター】
関わる人間が増えていったら、「仕事をして
いるキャラ」「友達とのキャラ」「恋人のキ
ャラ」などなど、なんだろう勝手にどんどん
増えていった。もう1人の自分は複数できて
しまって、仮面を交換しているような感覚に
なった。だから疲れた(笑)無理しているん
だもん。私じゃないんだもん。とうの昔に
「もう1人の自分っているじゃん!」って言
われて「私は私1人しかないよ。もう1人い
たら変だよ!」と否定した日が懐かしかった。
自分に嘘をついていなかったから、必要なか
ったんだろう。いや、彼女がいうもう1人っ
ていうのは、客観的にみているもう1人の自
分だったのかもしれない。
- 自分が嫌い
- 自信がない
- どうでも良い
- 将来なんてみえない
- 何をしたいのかわからない
- 何が本当の自分なのかわからない
- 1度汚れたものは綺麗にはなれない
自問自答するようになってきて、自分にかけ
る質問のしかたを変えていったら自分のこと
を知る必要があった。セミナー行ったり、本
で学んだり、人と会ったりしながら、時間は
かかったけど自分のことを好きになれたこと
で自信があふれて、行動できて、楽しい日々
が送れている。何度もめげそうになったけどw
考え方は変わって良い。時代によって変わら
ないといけない時もある。そうやりながら
めげない日々を1日でも多く過ごしていった
ら仮面は消えていた。そのままの自分で無理
しなくても良いし、疲れないから必要ない。
ありのままの自分って、我を通すということ
ではない。自分の心には嘘をつかない生き方。
だから、めげずにトラストマインド(自分を
信じる心や思考)が大事なのだと思うのであーる。
ちゃんちゃん