覚悟してたけれど次男兄が永眠したんだよ
8人兄妹の長女が私、アリボーだ。実は9人兄妹で兄が6人と聞いても
私が生まれる前に亡くなったので何も感じることができない。
だから母以外の家族が9人兄妹だと言っても私はあまりしっくりこない。
何人兄妹?と聞かれてややこしいし、私にとっては8人兄妹なんだもの。
永眠した兄は、間違いなく次男兄だった。だからこれからも8人だと
言い続けるよあたしゃ~。
熊のような兄?うーん、なんか違う。あっ、フランケンシュタインに似てるかも。
うんうん。私にはしっくりくるな。次男の兄と長女の私がポッチャリ。
そんなファミリーだったのに今ではどの家族もポッチャリというかデブ。
そんなんが私の兄妹。男5人うまれて6人目の私が長女で2人妹がいる。
何故、自分は女なのか身体の変化が現れてガッカリしたのは記事と関係ないw
次男兄は、全然カッコよくないのに、彼女が常にいた。そして長男兄とよく
喧嘩していた(問題児w)。お兄さんらしいことも皆無。お年玉取られたりw
兄が結婚してからは距離ができたが、兄のことを唯一「可愛い」と言って
笑ってくれる最高のお嫁さんと兄に激似の一人息子は心優しい子に育った。
悲しさのなかでも兄は幸せだったのだと実感した。
確かに48歳という短い命で腎臓を患って、闘病生活もしていたけど・・。
戦っていたのは本人だけじゃない、家族も兄とよく戦った。私なんて病院の
付添や入院で頼まれごとをした時には兄を責めてばかりいた。
看護師さんに「本人は生きることへ一生懸命なのでキツク言うのは
やめてください」と注意された時は本当に反省した。はぁ~ぁ。
兄がこの世からいなくなるのはもうしばらく先だと思っていた。
そんなこと誰も分かりはしないのだけれど・・・。
特に母は最期まで諦めず、母親というものをまざまざと見せつけられた。
母の諦めないその姿を見ることが耐えられず兄の病室から出てしまった。
親より先に逝くのは不幸である。そんな言葉が思い出されたけどすぐに否定した。
だって兄は生きたがっていたから。なんかさ、切ないね、ほんとさ。
フランケンシュタイン似の次男兄は、本当に穏やかに息をひきとった。
病室に入りきれないほどの家族に囲まれながら。
熊のように、フランケンシュタインのように大きかった兄が骨になった時。
また泣いた。余命宣告もされていたから徐々にというかその日が
やってくることはわかっていたけれどやっぱりそんな冷静なモノではないね。
ほんとしみじみ思った。人間らしさを感じながら限られた命を思う。
日々を楽しく生きていくぞ。笑っていくのであーる。