消し去りたい過去に蓋をするのをやめることにした。あれはあれでよかった・・・
-沖縄の青い空の下でも闇金ウシジマくんのような闇は存在する-
【その闇に足を突っ込まなければ生きていけなかった】
16歳で家出をしたものだから、彼氏がいなければ私は
のたれ死んでいたかもしれない。だからこそ彼に嫌われ
ないように捨てられないように過ごしていた。それがもう
好きという感情というよりは、孤独になる恐怖だったのかも
しれない。きっと彼にも伝わっていただろう。
だから、闇金ウシジマくんのような人間の闇を描くものは
過去の思い出がフラッシュバックする。当時の私はもう
はいあがれないと思った。このまま実家には二度と帰らず
この男と家庭を作って子供できて、適当に仕事して、
あるいはうんざりして死ぬかもなぁ~という想像ばかりの
毎日だった。でも転機がやってくる。
【チャンスをいかせるか?それをチャンスだと思えるのか?】
前髪しかない美少年ギリシャ神話『カイロス』が由来とも言われる格言↓
「チャンスの神様には前髪しかない、だからチャンスは逃すな!」
頼りにしていた彼が原因不明の高熱で入院した。家族でもない
住所不定無職の私は病院の保証人にもなれなければ、自分を
証明するものを何も持っていなかった・・・。
その現実を突き付けられた私に彼は「実家に電話しろよ」と
言った。そこからも色々あったけど、その彼には結局捨てられる
経験もした。彼がいなければ実家に戻ることはなかった。
前髪しかない神という例えは想像すると笑えちゃうんだけど、
同じ空の下で色々な人が色々な生活をしている。そんな時に
やってきたチャンスなら神だろうと関係なく前髪を
むしり取ろうぜヘ( ̄∇ ̄ ヘ)),,,,,ソォーット