【言いたいことが言えなくなったのだ・・・】
組織に入って、上下関係を学んで、お酒の席でのルールを
学んだ。教えてもらったというよりは、自然と身についた。
新人の仕事は〇〇、中間職は△△、役職がついたら☆☆の
ように段階があるものだと。大人になったらもっと楽に
生きられて、もっと自由に自分のしたいように仕事が出来ると
思っていたのにちょっと違っていてガッカリした。
【言いたいことが言えなくなった事例①】
新人の頃、生意気な私が酒の席でやらかした。いつもは真面目な
上司がお酒の勢いで下ネタを言い始めたのだ。お酒で人は変わると
いうが本当にそうだったから驚いたと同時に対応に困っていた。
そんな上司が「今日は無礼講だぞ~」と楽しそうに言われたので、
ついつい調子にのってその方に対するブラックジョークをドキドキ
しながら言ってみた。みんな爆笑してくれたし本人も大笑いしていたので、
お酒の席って案外楽しいと思えた瞬間だった。が・・・、翌日出勤したら
速攻その上司に呼ばれて「上司に対する対応や、言葉遣いは~」と
注意された(笑)無礼講って嘘なのね。そんな経験をしてからは
言いたいことは言ってはいけないと思うようになった。
【言いたいことが言えなくなった事例②】
上司の態度や、発言に納得いかないことが沢山あった。なので
ぶつかることが多くあった私。その空気は他にも伝わっていき、
問題としてあがってしまうぐらいだった(笑)業務をスムーズに
まわすとか、売上のためには職場の雰囲気を良くすることは会社に
とって必要不可欠だと言われても、なら上司を変えてほしいと
思う事しかできなかった。どうにも耐えきれなくなった私は
信頼のおける人に相談したら「相手の性格を考えるとあっちが
折れることはないから、お前から折れて仲良くしてくれ」と
言われたのだ。その時の私の表情はきっとこんな感じだった。
私の言いたいこと望んでいることは叶わない。受け取ってくれないんだ。
そんな気持ち。しばらくしたら、怒りまで湧いてきた。意見を言った
ところで現状は何も変わらないことにガッカリして今まで通り我慢
しようと思ったのだ。信頼していた人に裏切られたと思ったぐらい。
その後から仕事だけに集中しようと思い、コミュニケーションは限られる
言葉だけになった。
他にもそんなパターンは沢山ある(笑)そんな私が意見を言えるように
ほんの少しずつなってきた(ほんの少しがポイント)。その話は次のブログで♪
あなたの”言いたいことが言えない”と思う瞬間ってどんな時なんだろう?
そのエピソードを集めてみると、あなたの大事にしていることが見えたりする。
自分を知ることは、過去の出来事のエピソードに隠れていたりする。
是非書き出しながら思い出してみてほしい。書き出すこと絶賛おススメ中