わたしとインターネット、それは新しい世界を導いてくれたものだった
今年で四十と三になった私がネットと出会ったのは大学だった。
貧乏育ちだから携帯とかポケベルとかを羨ましく思っていたのよ( ノД`)シクシク…
それが実家を離れての大学生活、PC教室=パソコン使い放題!!
そんな夢のような生活がはじまり、かなり入り浸っておりました(笑)
あの電源を入れるときのワクワク感がたまらなかった。そこで一番ハマったのは
ネットサーフィンよりもチャットルーム( *´艸`)繰り広げられる文字での
やりとり、交わされる会話は早かったけど卒業して良かった商業高校w
タイピングを学んでて心底よかった~(母さん、なんかごめん)
文字の世界では友達の少ない私の世界をすごく広げてくれた。
思っている言葉を素直に文字にしてやり取りできるのがホント楽しかった。
ネットは世界に繋がっているなんてことは分かっていても・・・
私の世界は日本を飛び出すことはなかった。そこは臆病だったなぁ~。
やがて文字で会話する楽しみに浮かれて言葉を大切に使わなくなった。
”伝わらない”、”誤解を与える”なんて苦しみがやがてやってくる。
言葉って難しいとか、伝え方って難しいを知る。今もよく感じる。
リアルの世界では壁を作りがちだったけどネットでの自分は大胆になれた。
チャットで話す人が何をしている人なんてことはどうでもよかった。
その瞬間に繋がって時間を共有してワイワイガヤガヤできて楽しい。
それが全てだったから。それ以上望んでいなかった点も大きい。
このネットの世界の枠を超えてはいけないと思っていた・・・
それなのに~数カ月チャットしていたらリアルに会おう!企画が!?
必然よね。そこにいるなら会おうよてきなぁ~。
すんごい緊張して行ったの覚えている( *´艸`)
チャットの世界と現実が繋がる瞬間に吐きそうだった(笑)
文字とは違う見た目とかにお互い、苦笑いしたり、ビックリしたりw
私の人生の新しい扉がまた開いた瞬間。ザワザワしました。
あと、今の旦那と出会ったのもネットなんですわ・・。
ネットがなければ繋がっていなかったご縁が確実にある。
ネットのツールは使っても世界が広がる感覚は今も同じ。
どう使うのか。これからも模索してネットと付き合っていこうと思う。
#はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」