初耳の”墓友達”というワードにワクワクしちゃった
【3週間前に面会したお姉さん的存在が空へ】
訃報が多くなって少し嫌になってしまう。
彼女の死の翌日には同級生のお父さんが亡くなった。
そんな年齢になったのだと言われたらそれで終わりだけど。
死に触れることに慣れるという感覚にはなりたくないと思う。
53歳でこの世を去ったMさん。長生きしたくない私でもその年齢は
あちらへいくのは早すぎます、早いですよ!
ガンの闘病をして約5年経つ頃だったらしい。
親族の方からは「本当によく頑張っていた」と褒める言葉が沢山。
私の母が亡くなった時に、自分の体も辛い中、酸素つけて会いに
きてくれて話を色々きかせてくれた。私はあの時本当に楽になった。
ありがたかった。
独り身の彼女が亡くなって仏壇は?お墓は?
亡くなってからが本当に案外忙しい。
母の時に悲しむ前にそこに時間がとられた日々だった。
彼女の親族に確認したらすでに生前契約で永代供養など
段取りがほぼ終わっていたそうです。
性格が出ているというか、アッパレだというのか。
最後の最後まですごい人だと思わせてくれた人でした。
こういうスタイルのお墓を目にすることは今回が初めて。
場所によっても契約や条件は変わると思うが新時代を感じた。
『墓友達』そんな聞きなれない言葉を初七日で耳にした。
お友達同士など、古いしきたりなどにとらわれない形で
契約する人も多くいるそうだ。親族のお墓に入れてもらえない。
そんな話も聞いたことがあったのでよりどころがあることは
素晴らしいことだと思った。
私=具志堅夫婦に子供はいない。仏壇やお墓を持ったところで
その後をみていってくれる存在がいないといことは厳しい。
子供がいてもその子供がみてくれるとも限らない。
キーパーソンが亡くなってバラバラになる家族もいる。
荒れているお墓をみては切なくなったこともある。
供養の形は色々あるし変遷していくものだ。
亡くなった後にウダウダ言って化けて出る暇もないと思う。
あちらの世界でも楽しみたいから(笑)
旦那とも話をしなきゃいけない年頃だ。
今回悲しいことはあったけれどまた墓友達という学びへと繋げてくれた。
Mさんありがとう。3か月もご飯が食べられなかったなんて
私なら辛くてきっと弱音を吐きます。
全然つらい顔をしなかったMさんはすごいです。
でも頑張った分あちらではもっと自由に、ワガママに楽しんでください。
そう願っています。いずれ私もそちらへ行きますので。
あちらの過ごし方を教えてくれたら助かります。